バイオハザード・イン・ロアーヌシティ体験版

バイオ2のパロディです。元ネタ知らない人ゴメンナサイ！
しかしツッコミどころの多い楽しいゲームなんだ、バイオ２。
特にレオン。攻略本にはこう書かれている。
「何も知らないレオン、まっすぐなレオン」
そのこころはズバリ天然である。
そしてロマ３にもいるじゃないか、
何も知らない＝無教養まるだし
まっすぐな＝馬鹿素直な
ユリアンですね！！

レオン編には謎の美女エイダが出てくるのですが
この役を誰にするか考えると、ミューズ様になっちゃう。
ユリアン編は書くの大変そうです。
ということでクレア編。
兄を探すクレアは１９歳の女子大生です。
そしてロマ３にもいるじゃないか。
１９歳、兄あり、やたら強い。
モニカですね！！

では早速ゾンビの徘徊するロアーヌシティを再現してみましょう。
もちろん舞台は現代のロアーヌです。
レオナルド工房と名のつく武器メーカーは４００年も続く老舗であり、世界的に信用も高かった。しかるに、社長の急死により取締り役になったルートヴィッヒの代になると、あやしげな噂が流れ始めた。

ブロロロｒ・・・真っ白いバイク（５０ｃｃ）を飛ばして夜のロアーヌシティに到着した女子大生がいた。外は雷雨であり、視界もよくない。町は街灯こそついているがひっそりとしている。天気のせいだろうか。モニカは、走りすぎてエンストを起こした原付に「走って、お願い」というが、説得でバイクが直るものでもない。諦めてドーナツでも、と店に寄っていくと、そこにゾンビ化した町の人が襲ってきた。
ズダダダ！
ハンドガンの音がし、ゾンビは背後で倒れていた。
「ここは危ない。ロアーヌパレスにいくのが安全だ」
と説明するのは、全身グリーンの制服に身を包んだロアーヌシティ警官のユリアンであった。
一緒にいこうというユリアンだったが、ナンパっぽいのが気になって躊躇うモニカとの間にタンクローリーが突っ込んできた。
「パレスで合流しよう！」

――こうして2人は別れたが、それは脱出不能な悪夢の始まりに過ぎなかった――。

モニカはユリアンに持たされた拳銃を握り締め、ガンショップで勝手に銃弾を補給してから、ゾンビの間を走って警察署であるロアーヌパレスに辿りついた。中央には噴水があり、吹きぬけで広々としている。が、さすがに王宮というにはしょぼかった。モニカはちっとしたうちしてからドアを開けた。
散乱する椅子、倒れた観葉植物の鉢植え。うめき声が聞こえて、モニカは走り寄った。
銀髪の警官が座りこんでいる。
「誰だね君は？」
助けにきたつもりなのにそういう言い方はないだろうと思うモニカ。
「モニカです、モニカ・アウスバッハ。兄のミカエルを探しているの」
「そうか。ミカエルは外出してしまってここにはいない……」
うめく銀髪警官。傍のごみ箱にはうどんのパッケージ。
「しっかりして、賞味期限の切れた生うどんを食べるからこうなるのよ」
「私のことはいい、それより生き残りを助けてくれ」

続きの部屋のロッカーをあけるとグレネードランチャーがはいっていた。
失敬しておいた。
そしてモニカはパレス内を走りまわり、図書室で迷子であるゴンを発見する。
「えーん、こわかったよう」
「こんなところでかくれんぼなんてするからじゃない！」
モニカに叱りつけられ、ゴンは泣き止まない。
「うるさい黙れ」
モニカはグレネードランチャーを向けた。ゴンは固まった。

泣き声はゾンビを興奮させていたらしく、次々と窓を破って入ってきた。
そこへユリアンから無線がはいる。
《駐車場ですっごい美人に会ったんだ、銀髪の恋人を探していると言っていて、ああシャールのことだなとは思ったけど教えなかったよ。そっちで会っても教えないで、そうしたらオレにもチャンスがめぐって――》
モニカは無線を切った。

別に無線はいらないようだ。捨てますか？
はい。

モニカはゴンを引きずり回してパレスから地下の水路に突入、そこで変形するゴドウィンに遭遇した。
「どきなさい」
ゴドウィンはグレネード弾で一言の台詞も言わないうちに倒された。・・・

…バイオ・イン・ロアーヌシティ、体験版はいかがでしたか？
巨大化したガルダウィング、ロープウェイの屋根に乗るドラゴンルーラー、
研究所でも奇面草が出迎える、ジェットコースター・ホラー？・アドベンチャー！
続きは製品版でどうぞ！

病み上がりなんで最後まで書けませんでした～（射殺）